年とともに煩わしさを感じることが多くなってきます。
若いころはつまらないことにかなり反発する性格でしたが、
「あなたの好きなようにやってください。」というように変わってきました。
「煩わしい」、中国語でいうと「麻煩」
「血」の不足を「麻』といい、「虚火」が頭に上がるのが「煩」です。
気血の不足によって「虚火」が頭に上がるのが「麻煩」
頭部にだけ汗をかく賭いうのは、「陽虚」が多いです。
つまり「面倒くさい」とは中医学で考えると、上のような病理です。
このような状態を少しでも避けるなら、まず心をみださない
(心火を抑制する)
次に腎精を補い(腎水)を満たし、(心火)を抑制することです。
中医学の心腎相交の状態を確保すること。
じつは女性の更年期はこの状態が一番多いです。
日本では加味逍遙散がよく使われますが、ちょっと違います。
このような時、よく使用されるのが「天王補心丹」です。
症状がひどい人は、重鎮安神剤を加えたり、生地黄を加えたりします。
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