中医学では気機という言葉がよくでてきます。
簡単にいうと気の活動のことで、臓腑の気機が相対的な平衡状態を保っていれば
生理機能を維持することが出来ます。
この人体の気機は天地の気機に大きく影響されているのですが、天地の気機に適合
することが難しいことです。
天地の気機の理解が必要です。人間は中医学では小宇宙といわれています。
菜根譚に「天地は寂然(せきぜん)として動かず,而も気機は息(や)むことなく
停(とど)まること少(まれ)なり・・・・・・・・」とあります。
天地気機は陰陽の気の動きによって、万物を生成化育するという意味に考えられます。
自分も最近になって、天地の気機より生まれ、育てられているなと考えることが
出来るようになりつつあります。
養生などは天地の気機に身体気機を合わせて生成化育し天地と一体となることと
推察できます。
中医学を理解するということは天地自然のことをよく理解できいかにその自然の変化の
兆しをとらえることが出来るかということも含まれます。
いままで気づかなかったのですが、鳥が運んできたのか、風にのってきたのか、
山椒の小さな苗木のようなものが育っていました。
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